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アラゴンは手をあげて、大きく伸びをした。
「よしっ、解散!」
生徒たちは本やノートを片手に、すぐに教室から出て行った。
遅いとアラゴンから、怒鳴りつけられるからだ。
アクアは心配げに
「あの、アラゴン先生、私の授業はどうでしたでしょうか?」
アラゴンは、ルビーレッドの目を細めた。
「つまらん!すぐ眠くなってしまった。あと、試験問題はアンタが作れ」
「はい、わかりました・・」
アクアは肩を下げて答えた。
「午後からは、武器訓練演習がある。
そっちは俺が仕切るが、次回からはアンタがやるんだ」
アラゴンはよく眠れたので、満足そうに言った。
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