霜焼け

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霜焼け

サンタは帰宅し、ソリを降りる。 「ちょっと、サンタさん! その足、どうしたんですか!!」 ムツミが言う。 サンタの右足はしもやけで真っ赤になっていた。 「ブーツは!?」 ムツミが驚いている。 「途中で気づいたら無くなってたんだよ」 「なんで言わないんですか!?」 「配り終えられなくなるだろ」 「イツキ!? どこ行くの!?」 ムツミが呼び止めるが、無視して一匹で空へ駆け出した。
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