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2.麋角解 (びかくげす)
12/28
わたし:麋角解(びかくげす)は、シカが角を落とし始める頃という意味です。
なぎさ:紅葉が終わって鹿の角も落ちるわけね。ろっかくは漢方薬になるみたい。
落葉敷き鹿角供える音響き
わたし:森茉莉の「枯葉の寝床」って小説を思い出すね。今で言うBLモノだけど、彼女はタイトルを付けるのがうまい。「日曜日には僕は行かない」とか。
なぎさ:投稿の間が空いたね。今に始まったことじゃないけど。
わたし:母親が亡くなりまして。
なぎさ:ホントに? いつ?
わたし:21日の夕方。
児の如き母の逝きし寒き夜
で、お通夜が23日、葬儀が24日ってことになって、22日に西船橋からなんばに行く夜行バスに乗ったんだ。その経過はインスタグラム(シトロン@葛飾)にスマホで投稿してました。
なぎさ:そうなんだ。ご愁傷様でした。
わたし:まあ、高齢だったから嘆くことでもない。
ねんねこに背負われむずがる吾なりや
で、せっかく関西に行ったわけだし、いろいろ観光してた。
なぎさ:それもいいんじゃない。
わたし:ここではインスタグラムに投稿しなかったオリンパスペンで撮ったものを紹介していきます。
なぎさ:女の子が着てるTシャツがぁぁ!
わたし:日本橋辺りかな。東京のにほんばしと大阪のにっぽんばしは全く異なるから。でも……
これは高島屋の東別館で昔は松坂屋大阪店だった。
なぎさ:伝統を感じさせる建物に……なんか、大阪ってカオスだね。
わたし:こんなの序の口です。
なぎさ:お、大阪名物、かに道楽?
わたし:違います。黒門市場です。
なぎさ:裏から見ると吊られた感がすごいね。
わたし:3D看板にはまぐろとかもありました。YouTubeを見てください。
目のみにて再会祝す雪の大阪
というノスタルジックな動画もあります。その後、心斎橋に行きました。
なぎさ:大丸って孔雀がマークなんだ。風格があるね。
わたし:これは大丸じゃないです。
なぎさ:女性ファッション好きだもんね。
わたし:道頓堀に歩いて行きます。たくさんの若者がウェーイって感じで記念写真を撮っていました。
なぎさ:あたしも行ったらやっちゃいそう。
グリコおじさん見たことないけど真似します
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