第3話 夫婦としての新しい生活

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「いやあ~、さっきはびっくりしたよ。君が座って寝ているものだから」 「どうやら私は寝起きが悪い部類の人間のようでして……」 「ふふ、なんだか可愛いな」 「二コラ様はこんな醜態を見せる女を気味悪がるといいますか、その……嫌ではないのですか?」  不安そうに朝食を食べていたフォークを置くと、俯きながら尋ねる。  すると、二コラはテーブルに身を乗り出してリーズの頬に手を添えると、顎をくいとあげて目を合わせる。 「──っ!」  綺麗な碧眼がリーズの青い目を捕らえた──
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