Prologue 終わりと始まりの日

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そんな時だった。 ーコンコン… 「…っ」 孤独の空間を壊したノック音。 誰のものか分からないその音に心臓は跳ね上がり、両手で口を覆って息を殺す。 ガチャリと音を立て、ゆっくりと開かれた扉。 その先には… 「…見つけた。」 「…っ、」 紺の帽子に金のマーク。
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