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【空まであと数センチ】
夢の終わりを見届けよう。
勇気を出して
ながく、ながく終わりがないと思っていた
この道の終わりを。
駐車場裏のガレージスタジオ
国道沿いのフェンス越しに見上げた星空
ギターを片手に夢を語り合った
そう、あの夢の終わりだ。
もうとっくに誰もいないけど
俺はまだいくよ。
もう少しだけ許してよ。
いつか誓った約束
天国まではもう届きそうにもないけど。
せめて近くの暗闇に俯く誰かのために
詩を謳っていたいと思うよ。
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