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「ところで、忘れ物とは何であろう」
幕府の要人達が集まって話し合いをしている。
「大昔に日本に異人がやってきて、何か置き土産を置いていったのであろう。それを返して欲しいということか」
「三百年ほど前の戦国の世に欧州の人達がやってきて色々伝えていって交易が盛んになり、そしてそれは我が幕府が鎖国を決めるまで続いていった。その間に何かを置いていった」
「さてそれは何だろう」
「しかしもし次にペリーがやってきた時に返還できなかったら、場合によっては戦になりかねない」
そして幕府は、忘れ物の探索部隊を結成した。
数多く存在している資料を手がかりに色々探していった。
「期限は一年だぞ」
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