La France et le Royaume-Uni.

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「あぁ……、とても気持ちが良いね」  吐息と共に降ってくるロイクの声が欲情に濡れていた。 「そんなに僕を煽って、君はいけない子だよハーヴィー」 「っぅ、……んぅ」 「僕には触れさせてくれないの?」  問い掛けに応えるより早く、長い腕がハーヴィーへと伸びる。 「んんッ、……っふ」 「もう少し、こっちにおいで」  軽く腰を叩く手に、ハーヴィーは僅かにロイクへと身を寄せた。 「良い子だね」 「ん……っ」  頭を優しく撫でた大きな手が、背中を辿り双丘へと降りる。ただそれだけで腹の奥底がじわりと熱を求めて疼くようだった。  長い指はさほど時間をかけずに窪みの奥に慎ましやかに閉じた蕾を探り当てた。僅かな圧迫感とともに引き攣れる肉の感触に息が詰まる。 「んんっ」 「上手に指を飲み込んで偉いね。もっと、欲しいかい?」  ロイクの淫らな問い掛けに、ハーヴィーはゆるゆると頷いた。が、すぐに節の高い指がハーヴィーの頤を持ち上げる。 「ハーヴィー」 「っ、欲しい……ロイ、もっと、奥に……」 「良いね。素直に言えたご褒美をあげる」  増やされた指が蕾を割り開く。奥へと誘うように蠢く襞に誘われるまま、ロイクはその長い指を肉壺の中へと埋め込んだ。 「んぁッ、あ、ああっ」 「気持ち良い?」 「良い、……っ中、擦って…っ」 「そんなにキツく締めつけたら、動かしてあげられないよ、ハーヴィー?」 「っぁ、ゃ、……中、いっぱいシテ欲し…っ」 「仕方のない子だね」  くすくすと笑いながら、ロイクは長い指で肉の襞を擦り上げた。知り尽くした躰を内側から攻め立てる。 「ぅんッ、あっ、それ良……ぃっ、もっと!」 「はしたないおねだりも可愛いね」 「言う……な、もっ、嫌だ……」 「それは、君の本心?」 「指が、嫌…だ…」  控えめなハーヴィーの声に、ロイクがくすりと笑う。ゆっくりと引き抜かれる指を引き留めるように中の襞がキツく収縮する。 「ぁっ、や……ッ」 「抜かないと、挿れてあげられないだろう?」 「違ぁ……、勝手に……っ」 「いやらしくて良い子だね。少しだけ、我慢しておいで。すぐに気持ち良くしてあげる」  躊躇なく引き抜かれる指に、悲鳴にも似た声がハーヴィーの口から溢れた。 「そんなに可愛い声で啼かれたら、堪らないね」 「ぁ、早くっ、ロイッ」 「もっと僕を喜ばせて?」
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