とろけるキスを

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とろけるキスを

「ん····ふぁ······んんっ····」 「なぁ莉久。長ぇってぇ」 「ん··はぁ····。うるさいなぁ。邪魔しないでよ」 「いや莉久、お前長すぎんぞ」 「やぁっ、りっくんもっとぉ····」 「え〜? しょうがないなぁ〜」 「ふぅっ、んぁ····はぁ······んぇ····」 「勝手に2回目入ってんじゃねぇよ。さっさと代われや」 「んはぁっ····やっ、やら·· ずっとちゅぅしてたいよぉ」 「結人、次は俺とな。莉久、早く退け」 「わ〜··朔、目ぇ怖いってぇ」 「結人、目ぇ開けてろよ。ずっと、見つめ合ってしような」 「ひぇ····頑張ぅ──んんっ」 「俺、前から思ってたんだけどさ。朔ってキスしてる時めちゃくちゃエロくね? 突っ混んでる時よりエロいんだけど」 「わかる。て言うかさ、なんで毎回目ぇ開けさせんだろうね。目瞑ってギュッてなってるゆいぴも可愛いのに」 「まぁ、わからんでもねぇけどな」 「ん······ハァ。恥ずかしがって見つめ合いながら泣かれんの、良くねぇか?」 「あぁ〜わかる。すっげぇイイ。俺もそれ好き」 「ハッ、鬼畜かよ。おい、次俺だろ。さっさと変われ。ぉし、結人舌出せ」 「んぇ? またベロンてすぅの? ····ひゃぃ」 「ん。上手」 「んぅぅ·····は··ぁっ····ふぅんっ······」 「どの口が言ってんだ? なんつぅかアレだな。最近の場野は莉久並に変態感が出てきてるな」 「けど、莉久みたいな病んでる感ねぇからなぁ。ただの暴君じゃね?」 「場野は横暴なんだよ。もっと優しく愛でて可愛がってあげたらいいのに」 「ハッ、バカかテメェら。高圧的にいったほうが結人は喜ぶだろうが」 「ははっ、確かに〜。結人はドMだもんなぁ。お、やっと俺の番かよ。お前らマジで長すぎな」 「啓吾、早くぅ····。いっぱいちゅぅしてぇ」 「おっけおっけ。いーっぱいシてやっからな〜」 〜〜〜 「んぅ、ぁ····ふぅ····んぅ····ぇ゙っ····」 「長ぇ····。マジでいつまでやってんだ。大畠は本当にキスが好きだな。長ぇ」 「朔、機嫌悪いねぇ。どうしたの?」 「いやな、いつも大畠のキス長ぇだろ? 次する時、結人が舌疲れるみたいで動かせなくなってんだ」 「あぁ、確かにな。よく口開けっぱになってんな。トロントロンに蕩けてて可愛いけどな」 「可愛いんだけどな、俺が蕩けさせてぇ」 「朔は貪欲だよねぇ。俺はゆいぴが気持ちイイなら、蕩けていくとこ見てるだけでも楽しいよ。まぁ、そりゃ俺が蕩けさせたいけどさ」 「んはぁっ····でもさ、恋人がエロい事して蕩けていくトコ見てワクワクできんの、俺らの特権じゃね? 1対1だったらこんなん修羅場じゃん?」 「そうだよねぇ。外からゆいぴのえっちなトコ見れんのはいいよね」 「お前ら完全に感覚狂ってんのな····」 「お、冬真··と駿哉だ。おつ〜」 「おつ〜じゃねぇよ。お前ら屋上で何やってんの?」 「うわ〜····。武居とろんとろんじゃん。教室戻れんの? 昼休みもう終わるよ?」 「マジだ。やべぇな」 「んぇ? 今日ね、キスの日なんらって。冬真と猪瀬くんはシないの?」 「シなっ──」 「シにきたらお前らが居たの!」 「えっ!? 冬真、キスするつもりで来たの!?」 「じゃなきゃ何シに屋上まで来んだよ」 「えーっと、気分転換?」 「駿も大概抜けてるよな。まぁ、結人程じゃないけど」 「俺が? 失礼すぎんだろ」 「んな事どうでもいいけど、俺らの邪魔すんなよ。キスも漫才もあっちで勝手にやってろ」 「いやいや、さっくんあのね? 昼休み終わるんだって。結人どうにかして戻らねぇとだよ」 「あぁ、そうか。そんじゃ、続きは場野家に行ってからだな」 「僕、もっといっぱいちゅぅしてたい····」 「結人、場野ん家に行ったらキス以上の事もしてやるから、今は我慢な」 「んぅ····やだぁ」 「ん゙っ····可愛いな。結人、ここで挿れられたくなかったらもう煽んな」 「····ぅ? 煽ってないよ? ちゅぅしたいだけだもん」 「ゆいぴ、このまま学校サボって場野ん家行く?」 「············ダメ」 「ははっ。タメ長ぇ〜。んじゃ、そろそろ教室戻ろうぜ。冬真と駿哉も! こそっとちゅっちゅしてんじゃねぇよ」 「あ? んだよ、邪魔すんなつったのそっちだろ。邪魔すんすんなよな」 「冬真····俺らも戻らなくちゃ··んぅっ····」 「アイツらいつの間にあんなイチャつけるようになったんだよ。うぜぇな」 「俺らがそれ言う? けどまぁ、確かに。同じ空間でされんのは複雑だね。ゆいぴが照れなかったのが幸いだよ」 「僕、恥ずかしいよ? でもね、皆といっぱいキスしたかったの····。ダメだった?」 「ん゙ぅっ··!! ダメなわけないでしょ。俺今鼻血噴いたかと思った····」 「お前、上目遣いで首傾げんのやめろ。マジでここで犯すぞ」 「ひぁ····八千代怖いよぉ」 「結人おいで。よしよし、場野くんは怖いなぁ〜」 「テメェ··大畠····誰が怖いって? ぉら、結人寄越せ」 「やだぁ····。八千代はぁはぁしてるのえっちだから、僕も我慢できなくなっちゃうもん」 「······帰んぞ。もう無理だわ。今すぐ帰んぞ」 「場野、落ち着け。昼からも授業あるぞ」 「わかっとるわ。けどもう我慢できねぇ。ンっなくそエロいの見て我慢できっかよ」 「気持ちはわかるけどね。結人より場野が落ち着けよ。ほら、冬真と駿哉なんて呆れて戻っちゃったよ?」 「あ? 知らねぇよ。勝手に来て勝手に帰っただけだろうが。結人、俺に抱かれてぇか、抱かれたくねぇか、どっちだ?」 「ひあぁ····」 「おい、耳元で言うのはズルイぞ。そんなの結人が断れるわけないだろ」 「「そーだそーだ〜」」 「うるせぇよ。こっちはもう我慢できねぇんだよ。んで、結人は俺にちんこ突っ込まれたくねぇんか? セックスしたくねぇんか?」 「んぁぁ····だ、抱かれたいぃ····。やちぉに····皆に抱かれたいよぉ····」 「よっしゃ、今日はもう帰んぞ。1(んち)くらい問題ねぇだろ」 「え、マジで帰んの? 流石に全員で帰んのはマズくない?」 「マズイだろ。だったらジャンケンで勝った奴だけにしたいいんじゃないか?」 「「それな」」 「「「「最初はグー····────」」」」 〜〜〜 「んじゃ、隙みて帰っから上手いこと言っとけよ」 「なんだよ、結局場野かよ。俺も結人と帰りたかった〜!」 「ゆいぴが困っちゃうから上手く言ってやるけど、放課後は俺らが抱き潰すからな! ゆいぴ潰さないように気をつけろよ!」 「結人、後で覚悟しとけよ。学校終わったらすぐに抱き潰しに行ってやるからな」 「みんな怖いよぉ····。なんかね、今日ふわふわしてるの戻んなくて····ごめんね?」  (((絶対抱き潰して泣かす!!!))) 「お、チャイム鳴ってんぞ。さっさと戻れよ」 「うるせぇよ! 戻るわ!」 「ゆいぴが落ち着いてから学校出ろよ! 絶対蕩けたゆいぴ人目に晒すなよ!」 「場野、あんまり調子に乗ってると痛い目見せるぞ」 「わーったからさっさと戻れや」 「「うるせぇバーーーッカ!!」」 「みんな、ごめんね? でも··えへへ····ちゃんと綺麗にして待ってるね」 「「「ん゙ん゙っ····///」」」
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