猪瀬くんの特別な1日

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猪瀬くんの特別な1日

「駿、こっち向いて」 「やだ、無理····」 「なんで?」 「絶対なんかやる気だろ。さっき鞄から(なん)か出してたし! 何持ってんだよ」 「ローター」 「学校にそんなの持ってくんなよ!」 「シィー····駿、声デカいって。んぁ〜、俺らもアイツらみたいなヤリ部屋ほしいな」 「学校でシなきゃいいだろ!? なぁ、マジでやめよ? バレたらマズイって」 「んーじゃ、今日だけ。今日で最後にすっからさ。な?」 「ちょ····壁に追い込むの狡いって言ってんじゃん! 待っ··んぅ、ふ··ぁ····」 「····ん、キスでスイッチ入るようになったな。可愛い····。なぁ、ケツ向けて? これ挿れるから」 「······え?」 「ほら早く。昼休み終わんじゃん。時間なくなったら、挿れたまま教室戻んぞ」 「なっ!? ····わかったよ。でも····こないだみたいにローターとちんこ、一緒に挿れないでね」 「なんで? すげぇ気持ちよさそうだったのに?」 「····バカ冬真。だからだよ。こないだ立てなくなっただろ」 「あぁ····だったね。立てなくなったら放課後までここでヤッててもいいけどな」 「ばっ、ホントばか····」 「な、もういいから向こう向いて」 「ん······ん? え、何?」 「プレゼント。駿、ネックレスとか着けねぇだろ? 似合うのに。俺からのだったら着けるんかなぁって思って」 「ひぅっ··耳元で喋んなぁ····。つ、着けるよ。冬真に貰ったものなら、多分··なんでも····」 「んじゃ、今度履くバイブとか買ってみよっかな」 「そういうんじゃ──んんっ」 「ん····はぁ··冗談だよ。今度はもっとイイのあげるから、ちゃんとつけて欲しいな。なぁ駿、誕生日おめでと」 「ひあぁっ♡ あ、ありがと(あぃぁと)····」 「んは♡ かーわい。キスでとろっとろだし耳も激弱じゃん。はい、じゃぁローター挿れるよ。力抜いて〜」 「んぁ····やっ··そんなに奥まで挿れないで····怖い」 「····前から思ってたんだけど駿てさぁ、女の子に玩具使ったことないの?」 「ないよ。そんなに経験もないし」 「何人?」 「なんで今聞くんだよ····。て言うか知ってるだろ? 2人だよ」 「知ってるけど確認。で、その子たちの事好きだった?」 「ううん。ふぁ····冬真に、迷惑掛けないように····」 「そっかそっか。んじゃ、こういうのの楽しみ方知らねぇんだぁ。俺がちゃーんと教えてやっから、しっかりケツで覚えろよ」 「ひゃぁぁっ!!? いぎぃっ!! い、一緒(いっじょ)に挿ぇないってぇ····」 「挿れないとは言ってないだろ。ほら、ローターが前立腺に当たってんじゃね? あはっ♡ めっちゃ出んね」 「ん゙ん゙ん゙ぅっ····も、やらぁ····どっちか抜いてぇ」 「やー··だっ」 「イ゙ッあ゙ぁぁぁ!!!」 「駿、声! しょうがねぇな。こっち向いて。口塞いでてやっから」 「ん····んんっ····んん!! んんんっ!!」 「ぷはぁ····なに?」 「イッってぅ····イッてるからぁ······」 「知ってる。イかせてんだから」 「へあぁぁ♡ らめっ、またイッちゃう!」 「イケよ。俺もイクから」 「ん····あぇ? ゴムは?」 「····忘れた☆」 「ふざけんなよぉ····んあっ」 「だからさ、俺のザーメン腹で飲んで。んっ、このまま駿のナカに出したい」 「アッ··やぁっ··んあぁっ」 「え、今のでイッた? くっそ可愛い····んぁ、ムリ出る····んっ」 「あっ、(あっつ)ぅ····ナカ、ドクドクして····めっちゃ熱ぃ····」 「ごめ··すっげぇ出た····。駿(しゅーん)、好きだよ」 「お、俺も····」 「誕生日だからな。1回しか言わねぇからな。耳貸して」 「え、なに──」 「愛してるよ」 「············へっ」 「あっはは! タメ(なっげ)ぇ〜、顔真っ赤〜。んっとに可愛いなぁ」 「おっ、俺も! あ··愛してる、よ」 「知ってる。なぁ、戻んなくてもよくねぇ? つぅかホテル行こ。もっと駿のこと泣かせたい」 「そ、んなの······。ぅ゙ー····今日だけだからな」 「うし、荷物取ってくるからここで待ってろよ。絶対外出んなよ! すぐ戻るから!」 「ん。待ってる」
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