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「今年はさぁ、家でヤりながら年越さねぇ?」 「年越しのイベント行かないの?」 「1年の最後も最初も結人んナカで迎えたい」 「それだと、1人しかできねぇだろうが。アホか」 「えー、毎年交代でしたらよくない?」 「僕はいいけど、また順番とかで揉めないでね?」 「まぁ、無難にジャンケンだな。つぅかお前、カウントダウンのイベントとかいいのかよ」 「別にいいよ。八千代もりっくんも、寒いのすっごく我慢して行ってくれるんだもん。なんか申し訳ないよ」 「俺はゆいぴが楽しんでくれるんなら、寒いのくらい我慢できるよ」 「俺だってできるわ。なぁ、俺らの為に我慢とかすんなよ?」 「それそのまんまブーメランだよ。僕だって、八千代とりっくんに無理させてまで行きたいわけじゃないもん」 「結人は優しいな。そんじゃ、今年は家で結人を食いながら年越しだな」 「年越し結人だねぇ。蕎麦より食いてぇ」 「もう····。お蕎麦も僕も、どっちも食べればいいでしょ」 「ま〜たそんな可愛いこと言ってぇ。んじゃ、そろそろ洗浄行きますか。今日は俺がやったげるね。そのまま風呂で抱くけど」 「ゆいぴが逆上せないように気をつけろよ。2人で入ったら長いんだから」 「幼稚園児みてぇにきゃっきゃしてんじゃねぇぞ」 「なら、俺が程々で迎えに行ってやる。大畠、ちゃんと終わらせとけよ」 「皆、酷いね」 「酷いな。んっとに俺らのコト幼稚園児だと思ってそう」 「8割くらい思ってるよ。たまに『そう言えば高校生だったな』って気づく」 「それわかるわ。結人と大畠見てっと、遊び方がガキなんだよな」 「結人は可愛いからいいだろ。大畠はもう少し落ち着いたほうがいいと思うけどな」 「え、マジで皆酷くねぇ? ヘコむんだけど。もういいや、結人行こう?」 「あはは。皆酷いねぇ。でも、多少自覚があるから言い返せないや」 「まぁな。俺もそうなんだけどね。んじゃ、風呂でオトナな遊びしような」 「えっ、何それぇ····やぁっ、啓吾えっちな触り方しないでぇ」 「今からシにいくんだからいいだろ〜。ほら、もう乳首勃ってんじゃん。えろ〜い」 「ひぁっ、やん····も、早く行こうよぉ」 「へいへい。おいで」 「わぁっ!? 抱っこしなくていいってばぁ····。まだ歩けるのにぃ」 「いいじゃん。イチャイチャしてぇの〜」 「んわぁ、硬いの当たってるよぉ····。啓吾、テンション高いね。えへへっ、可愛い」 「あ〜、俺結人に頭抱かれんの好きぃ」 「僕もね、ギュッてするの好きぃ」 「いつまでイチャついてんだよ。うぜぇな。さっさと行け」 「「は〜い」」
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