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生まれたことを後悔して、
誰かと出会ったことを後悔して、
貴女のそばに居る事を後悔して。
何度後悔しただろうか。
その度に止まない雨と、
その度に聞こえてくる"嘘"と、
それに取りつかれたままの僕がいて。
どうすりゃいいか、
答えはなくて。
本当に愛されてるかすらも、
今の今で不安になってるし、
もしかしたらもう無理かななんて、
頭を過ぎるから。
"好き"とか"大好き"とか
愛を伝える言葉すらも、
僕には騒音にしか聞こえなくて、
もう黙ってくれ。
黙り込んでくれ。
夢なら覚めろ。もういいだろう。
愛の続きはここまで。
ここからは本当の自分に戻るべきなんだ。
騒ぐな。
黙れ。
たかが1匹の人生のために喚くな。
"俺"の、"私"の人生だ。
どうにだって変えてやる。
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