忘れもの

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忘れもの

 何かを、忘れている気がする。  三十歳サラリーマンの俺、深山草太(みやまそうた)はそんな違和感を長いこと抱えていた。  それがなんだったのか、全く思い出せない。  大事な物なのか、そうではないのかさえも。
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