『 それぞれの新年 』

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そして 「…だってさ。君らもおとなしく新年を迎えなさい」 拓真と龍之介を 諭すようにいう。「…大人でしょ。おとなぁ〜しく……」 「…なんでひとりだけ、大人なことを言うんだ?」 「忘れていたけれど…押水さんって大人なんだった」 龍之介は 「アレで。黄道さんと同級なんだよね」 頭を撫でながら 拓真に話しかける。 話しかけられた拓真は 「…でもあの賢者モード、たまーにムカつくんだよな」 口をとがらせた。
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