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No side
「つまり俺が女装をして壇上にたてと…?」
凛雨は怪訝そうな顔でそう呟いた。
「あぁお前は風紀というか新歓の運営側だからなァこれで生徒が不満を言うことはねぇだろ。それに生徒会長だしなァ、注目度も高い」
「俺は女装なんてしたくない。が黒陽がするなら俺もしよう」
「……俺?」
「この中では生徒からの印象が少ないからだ。正直神楽みたいな人気者がやったら襲われかねんし八雲がやるとは思えん。ましてや1年にそんなことも任せられないだろう。消去法だ」
「いや、会計でいいんじゃないんですか…」
「生徒会は副会長や庶務ら辺に背負わせる。まして沢山女装するヤツいても引くだろうからな」
「いやまぁいいですけど俺は…ただ露出少ないヤツでお願いします…」
瀬采は嫌そうな顔をしてるが渋々と言った形でマフラーを握りしめながら答えた。
「うーんあとは誰か……有栖かな。彼は似合うしね」
「あとはランダムかァ?」
百鬼はそう言ってから服を漁り始めた。
「委員長、露出少なめの服ありますか…」
「これとかどうだ」
委員長は瀬采に巫女服を渡した。
「いやこれ完全に胸元死にません?だったらこっちの方が良くないすか?」
類は冷静にツっこんでから瀬采に服を見せた。
類がみせたのはロングのメイド服だった
「あーそっちにする。でも衣装の時もマフラー大丈夫か?」
「大丈夫だと思いますけど」
類と瀬采が衣装を見て話してる一方
「確かにこれはだけてるなぁ…。凛雨はこれでいいんじゃないか?」
神楽は女子高校生が着るセーラー服を凛雨見せた。
「俺が変態になる気がするんだが…」
「まぁもっと変態になりそうな服あるし大丈夫でしょ」
「神楽、有栖ちゃんはこれでいいかァ?」
「いやそれまんまじゃんか…まぁいいけど。百鬼はそれストックしておいてね」
「了解ィ…俺のも決めとくわ」
そう言って風紀室で着々と準備が進められた。
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