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翌日の夕方、健二は家に来た。チキン代わりのから揚げ、サラダ、ピラフといったごちそうが並び、それなりに豪華な夕食となった。
夕食が終わりケーキを食べている時、家族が私にプレゼントをくれた。
「誕生日おめでとう。七菜も中学生になったからクリスマスプレゼントは終了ね。だから、今回はクリスマスプレゼントとは兼てないから」
母がそう言うと弟は「えっ、じゃあおれも中学生になったらクリスマスプレゼント、もらえないの?」と言った。
「そうよ。我が家ではクリスマスプレゼントは小学生まで」
弟はマジかよ、と言いショックを受けているようだった。その様子に家族と健二は笑っていた。
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