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3.「俺様御曹司は無垢な彼女を愛し尽くす」振り返り
初めて書いた長編。(文字数的には中編だけど、自分の中では長編に分類される)
「恋が始まる」という題名から改題して内容も改稿したもの。それくらい思い入れのある作品。
結構、自分の「好き」を詰め込んでいる気がする。
これを書いているときは米倉千尋さんのアルバムを車で聴きながら通勤してて、二曲くらいこのお話にピッタリだなと感じていてエンドレスリピートしてイメージ膨らませていたっけ。
ぶっきらぼうな祐吾が奈々に心惹かれ次第に懐柔されていき、そしていい男になっていくという過程を書きたかった。
あとは奈々が派遣社員として自分の立場を憂い葛藤しながらも成長していく。少しずつでも前に進んでいく。頑張る女子を書きたかった。
流産という重いテーマも入れてしまって、書きながら心痛めるという……小説には必要な要素なんだけど本当はもっと平和で幸せな世界を描きたいと葛藤しながら書き進めた記憶。
奈々と祐吾が結婚したところで完結にしたけれど、続編が読みたいと感想をもらってテンション上げ上げ。で、調子に乗って続編も書いた。(ずいぶん後になってからだけど)で、さらに続きが読みたいと言ってくださって、本当に作者冥利に尽きる作品です。ありがたやー。
この作品は思ったより多くの方に読んでいただけたみたいで、それがとても嬉しくて、次も書こう!という原動力になりました。
いつも読んでくださる読者様、本当に感謝しております💕
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