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ここはっ………あぁまた同じだ、またあの日に戻ってる。これから私の目に映る光景はあの日同様に親友を見捨て、逃げ家族が殺され、親友であったものが目の前で倒れもがき苦しみ見ているだけでも痛みがわかるほどの現実では考えられない光景がまた流れてくる……決定的に違うのは親友は私に似た何かに殺されるそんな夢が日に日に変わる夢だ、ある時はレンガで、別日はナイフで、また違う日には拳で、それも必ず親友の最期は銃殺。そして私の方に銃口を向けそこで確定で目が覚め決まって時刻は5時45分からが私の毎週金曜の夜の夢だ。
だが今回ばかりは違った周囲はいつも見る夢とは思えないほどの平和であった。ただ一つおかしな点が一つある。
それは目の前には自分と親友が楽しそうに話している学生時代の光景だった。そこまでは何も感じなかったが違和感を覚えた。何故なら人が自分と親友の2人だけの世界であったからだ。本当なら自転車に乗ったおばさんや子連れのお母さんがいる時間帯のはずだが誰1人いなかった。2人の後を追ってみると2人の前には先ほど夢を見る前に会った彼女が居たそこで"何かの写真"を見せているのに気がつき覗いてみようとしたが
時刻は5時45分だ机には昨日開けたであろう水のペットポトルが置いてあった。
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