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「「うわっ、わわっ、わぁっ!!」」
いやーんもう、地震が更に酷くなったやんかぁ!! 助けてーーー!
地面もガタガタやし岩は降ってくるし中々前に進まれへん!
「嫌だーーーオイラまだ○にたくないよ~!」
「何縁起でもない事言ってんの!! アクアバリア! とにかくゆっくり進んでくで!」
私は自分達の周りに水のバリアを張り巡らせながら進んだ。
○にたくないんは私も一緒!
もう○んでるも同然やけど!
「ねぇねぇ、ヘルメットは頑丈なんだよね!? ぶつかっても平気だよね!?」
「こ、壊れはせんと思うけど私の頭に響くわ!」
って、喋ってる場合ちゃうのに!
こんな会話気休めにもならんわ!
と、思ってたら……
ガーーーンッ
「あっ……目眩が……」
「えっ、ちょっ、チイチイ!? しっかりしてーーー!!」
私はヘルメットに岩がぶつかった衝撃を受けて倒れ、ワイマも近くに降ってきた岩の餌食になって二人とも気絶してしまった。
……イオン、私達アカンみたい……
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