一章 入学式

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私の腕は力無く落ちていった。頭も後ろによろけてきた。駄目だ、もう・・・限界・・・・・・。 グラッ・・・。 私の記憶は、そこで途切れた。 その直前、誰かの腕の中にスッポリと収まった気がした。 「おい・・・!?大丈夫か―――」 その人は、私に対って叫んでいた。 「し、らさ・・・き、くん―――」
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