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てか、この先生私たちの後をつけたってこと?
「ふん。君になどこの子のスリーサイズの義務がどうのこうの言える立場でも無いくせに、偉そうに」
偉そうなのはどっちなのか・・・きゃっ!?
突然、先生が私の顔の前まで覗いてくるとペロリッ、と私の頬を嘗めてきた。
「ひゃあっ・・・!!」
「ちなみに87・45・90だ。よぉく覚えておくといいよ。」
「きっ、貴様ぁ!!よくも、よくもぉぉぉおおっ!!!」
先生が私のスリーサイズを知っているだなんて、何時の間に診られてたんじゃ?
「俺の紫苑を舐めやがって!!紫苑の甘くて蕩ける小さな頬はこの俺だけが許される、謂わば特権だ!!」
・・・・・・?
「その特権をお前が横取りしたせいで、俺は今100%怒ってんだよ!!!返せ、俺の特権をぉぉぉおお!」
私は貴方のものでは無いし、第一私の頬がそんなに美味しい美味しい言って、食べ物じゃ無いんだけど!?神が食べ物ってなに?私たちは食べ物に生まれ変わったって事!?
そう考えていると、白崎くんが何かブツブツ言って唱えているのが視界の端に視えた。先生は未だ動こうとしない。
何を言っているのかな?
しかし私の疑問は、数秒後に解明された。白崎くんの身体中から放射物の光が沢山溢れ出てきたのだ。
「これでも―喰らえぇっ!」
白崎くんの叫び声と共に、彼の掌から放射物の光が纏まったレーザーが射出された。
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