三章 天照大神の真実

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なんたって、この男は今私の体の一部分であろうこと、私の太腿を滑らかに触っていたから。 唯でさえ私は男の人が苦手なのに、更にこういう普通の高校生にはまだ早い事をされるなんて・・・。 「うっ・・・、やめて下さいっ!」 しかし、この男は聞く耳を持たないで私の太腿から更に内側へと滑り込ませていた。 「本当に、やめてっ・・・!」 相手の掌は更に奥深くのギリギリラインを攻め込んで来た。 「お、お願い・・・!お願いします・・・。な、何でもしますからやめっ、やめて下さいっ・・・・・・」 不意に相手の掌の動きが止まった。 そして―、 「へぇ、本当にしてくれるんだよなぁ。嘘は吐かないよなぁ?」 と、訊いてきた。 「ほ、本当ですっ・・・。この事は神にも誓いますっ。だ、だから―、」 「じゃあ俺のしたいこと、してくれる?」 「はい・・・」 私は咄嗟に頷いてしまった。明らかに嫌な予感がする。そして私の予感は―、当たった。 「じゃさっ、脚」 「あ、脚が・・・?」 どういう事か。 「君のその脚、開けてくれない?」 「私の脚を、どうしろと・・・?」 聞き間違いかな。 「聞こえなかったの?脚を開けろっつってんだろ、糞神様がよっ」 ――っ!! 口調が変わった。私は遣ってしまったんだと悟った。 私は確かにと言った。だが、流石のこの私でもこんな命令されたら嫌々言って遣れるかといったら、そうじゃない。
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