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音楽室のベートーヴェン
『ドー、ドー』
低いドの音を出していて、私も月輝も驚きで声が出ませんでした。
ただの噂にすぎないと思っていたからです。
月輝「なんだか不気味。海夜、はやく戻ろうよ!」
海夜「そうだね!まさか本当だっただなんて、、、。」
不気味で少し怖く思った私達は、バレると自分たちの身が危ないため、ベートーヴェンに気づかれないように、こっそり移動しようとしました。
すると―――、
『ゴンッ』
月輝「ちょっと何やってんの⁉」
海夜「いたた、あ、ヤバ!」
なんと、廊下に置いてあった授業で使う本棚に足をぶつけてしまったのです。
ベートーヴェン「誰だ!」
月輝・海夜「ひっ!」
私達は近くの教室に隠れました。
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