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朝起きた時、 すごい清々しかった。 なにかス ッキリしていた。 川口 優雅の家、 どこなんだろ。いやいや、 考えてはいけない。 のんびり朝食を食べて、 自転車に乗り散歩 に出かけた。 私のお気に入りの場所に行こう と思っていた。 ぶどうがたくさんなっている おばあちゃん家。 ちょっと遠いところにある けどバトミントンで鍛え上げた足は、 まだま だ動く。 外は、 暑かった。 太陽が照らしつけ て汗がぽたぽた落ちる。おばあちゃんは、 ぶどうの木の下のベンチ で涼んでいた。 おじいちゃんが作ったベンチだ。 「いらっしゃい」と優しく、おばあちゃん言った。「ほんとここが好きね。やっぱり、おじいちゃんの孫だね」 「うん! 」 「ちょっと待っててお茶を持ってくるから」 「ありがとう、ここで、 ぶどうの絵を書く。」 ぶどうの葉の風 の音を聞く。 お茶を出しながらおばあちゃんは言った。 「そういえば、 この辺に中学生くらいの男の子が来たみたいよ。 」 心当たりが少しあった。 何も無かったように、 「夏だから帰ってきたん じゃない」と言った。 おばあちゃんは、 「お洗濯物してくるね」と言い 去っていった。 誰もいないぶどう畑は、涼し かった。 少しうとうとしてると心地よい優しい風が私 を夢の中に連れていった。 晴れていて気持ちを夢の中に連れていった。 晴れていて気持ち よかった。 だから、 手を上げて背泳ぎをし た。太陽に当たりたがら宙に浮いていく。川口 優雅も居ない。 広い学校の中を泳いでいく。ゆっくりとそしたら、 誰かいた。 川口 優雅だ。 「お前、 泳げるんだな 」と言われた。 びっくりしてゆっくり降りた。 「うん、 泳げないの? 」 「やったことない。 」 「今日、 教えてよ。 」 「わかった」 その瞬間、風が吹いて川口 優雅の前髪をあげ た。 ラムネのビー玉のような綺麗な青色だっ た。
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