夢想の君へ

俺の過去

俺の過去にあったこと。
親父の一言から崩れた。
俺は、 浮気相手との子供。
前からおかしいとは思っていた。 親父の離婚した俺の母親 は普通の日本人なのに俺の目は、 青かった。 母親は、 俺の事を嫌っていた。 そして、離婚しておばあちゃん家に預けられることになった。おばあちゃんは、 俺の目のことを綺麗だねと言っていた。
親父は、 カメラマンで色んな人を撮ったり雑誌に乗ったりするような有名な人だった。そこの綺麗なモデルを撮ることになりモデル は親父の写真を気に入って次から親父に撮っ て欲しいと言った。 そして、 そのモデルとの 子が俺だった。 モデルは妊娠したといい親父 を呼び出し、 結婚してとお願いした。 親父 は、日本に奥さんが居るから無理だと言い予め用意しておいた今まで貯めていたお金を置 いて去っていった。
日本での生活は、 平和だった。 色んな写真を撮りネットに乗せて写真 集を出したり、 だけどあのモデルがどうなか ったか少し気がかりであった。
ある日、 夜中 に子供の泣き声が聞こえた。 親父は、 嫌な予感がして見に行くとあのモデルが赤ちゃんの俺を抱えて玄関にたっていたそうだ。
そして、赤ちゃんの俺を押し付けて逃げていっ た。親父は、 妻に説明をした。 母親は、 激怒 し部屋にひきこもった。
親父は、 慌てた。泣 いている赤ちゃんと引きこもる自分の奥さ ん。
そして、 朝、私も妊娠してたのと言われ 家は、ハチャメチャなことになってしまった。
母親は、 帰る実家もなく働いていなかったのでお金もないなので親父と約束をした。
｢俺とお腹の赤ちゃんを育てるからあなたは、 必死に働いて私とこの子が生きていける分のお金を払いなさいと言い放った。 あと、顔を見たくないからあまり帰ってくるな｣とそして、親父は、 色んな仕事を初めて写真をの仕 事もたくさん受けて世界中を飛び回りお金を 全て妻に送った。
そして、 お金が溜まった時 2人は、 離婚して2人の家を売り払い俺と親父 は、おばあちゃん家に引越し、 親父は、仕事 をして回っている。 母親は、 弟と一緒に新し い家かアパートを買って2人で住んでるらし い母親は、 若いから再婚するかもしれない。
｢なんか、 大変だったね。 ｣
｢まあな、そういえばさ、 そのモデルってこの人じゃな い?｣、スマホで検索して見ると川口 優雅に似たような人がいた。 目は、 ビー玉のような青だった。
あっこの人だ。 なにか感じた。 懐かしい感じ がした。
この前、 メールを送ったら返事が来て、私の息子を知っていますか、と言ってたよ 。
川口 優雅は、 静かに泣いた。 涙が流れていった。今まで弟にみんな優しくしたりして俺には何も してくれなかった。 ご飯食べる時も俺は、いつも最後で残り物だったし母親が全てを支配 して弟は、 自由だったのに俺にはあれこれダメ出しをした。
この人に会うしかないと思った。