日常

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この後は、 早かった。 この2人は、 大の親 友になった。 学校で話すのは抵抗があるので いつも夢の中でたくさん話して泳いだりし た。少し、 心のゆとりがでてきたから美術部 の黒河 舞に謝った。 「私は、 あなたのことを許せない、だけど、ずっと頑張ってくれてありがとう。部活には、 前よりは行けるようにするよ」とその子は、 泣きながら「ありがとう、 私こそごめんね」と仲直りぽいことをした。 川口 優雅は、 髪の毛 を切ったら綺麗な目が出てきて整った顔だっ たのでたくさんのすれ違った人たちは驚いた。やはり、 モデルの息子なだけあるなと私 は思った。 そして、 私の誕生日の時。 私は、 お父さん とお母さんからワンピースを買ってもらった。お母さんは喜んでお花の髪飾りも買ってくれた。 その日の夢は、 とてもワクワクした。私は、 学校の中だけではなく私の家や黒河 舞の家、 おばあちゃん家やお気に入りなところ や色んなところに黒河 舞と行くようになった。 そして、 明日、 実際会おうよと言われた。 夢の中とそんな変わりないと思い私は、 おばあちゃん家の前のところで待っていた。 新しい服 を着てみた。 自転車に乗るとスカートがヒラ ヒラして涼しかった。 少し待ってると川口 優雅がきた。 実は、 俺が親父に渡された時の手紙が見 つかったから一緒に見てほしいとの事だっ た。中を開けると英語が沢山ならんでいて、 筆記体にすると読みにくいと思いなるべくわ かりやすいように書いてあった。 でも、焦っ てたみたいで間違えたところがたくさん直し てあった。 わかったのは、 住所、 電話番 号、ミラル・リベカ・クロッカスと言う名前。 俺のミドルネーム、ロベルト。 あいしてるとひらがなで書いてあった。 夏休みはあっという間に終わった。 学校へ行 くと相変わらず周りは、 変わらないが私は、変わった。 少し、性格が柔らかくなり少しず つ話せるようになってきた。 美術部に顔を出す回数も増えてきて明るくなってきた。先輩 たちは、 卒業して私は、 副部長、 黒川 舞が部長に なり部活には、 ほぼ毎日出るようになった。1 年生ときにいじめてきた奴らは、 あまりいい顔をしなかったがその一味の女子が歳上の彼氏が出来たとか言ってそっちに夢中であった。
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