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夢
私は、 寝たら空を夢の中。 いつもと同じ、晴 れてて誰もいないいつも学校にいる。 腕を上 げて回す。 背泳ぎの形になると体がふわっと 浮いて宙を泳げる。
起きて、 学校に行く。 今は、 夏。もうすぐ誕 生日だから何が欲しいか考えときなさいって お父さんから言われた。 また、 歳をとるの か。もう14歳になるのねと懐かしい過去を振り返るような毎日見てるからあまり実感のわかない成長をお母さんは身に染みて感じてい た。朝ごはんのトーストに目玉焼き、コンポタージュに牛乳。 私の席に並んでいた。
今日 は終業式だから早く学校が終わる。 何をしようかなと思いながら朝ごはんを済ませ髪の毛 をゆい身支度を整え家を出て学校へ向かった。私の家から学校は遠いので自転車で行ける。嫌いな人に合わなくてすむのはとても嬉しい。 私の家から坂道で降りていきいつもの信号を曲がる。 私が自転車を漕いでるのが嬉しいのか太陽はどんどん出てきて光り私を照らす。 朝顔が咲いていて夏を感じた。 水を欲 しがっていて太陽の光を浴びようとつるを伸 げしていた 学校の近くのまでは小学校の畑ばしていた。 学校の近くの畑では小学校の畑 で大きな向日葵があり子供たちが植えた野菜 やミニトマトも大きくなっていた。
昔、私も その1人だった。 早く着いてしまった。 下駄箱を見ると新しい名前シールが貼ってあった。
「川口 優雅」
夏休み終わったら誰か来るのかな。 変な子じ ゃないといいけど嫌な奴が増えるのは困る。 教室に行くと人影がある。 いつも私が一番最 初に行くのに。 謎の悔しい感情と共に教室を 開けると窓際に髪の毛が長くて寝癖があちこ ちに伸びている変なやつがいた。 寝起きか、 校則を守らないタイプなのか不良なのか変な やつきたー。 私、窓際の前から三番目席なん ですけどほんとに困る。 変なやつがこっちに 気がついた。 お辞儀をして出ていってしまっ た。不思議な雰囲気に包まれていた。 小説の 主人公みたい!とちょっとウキウキしてしま った。 学校の始まるチャイムがなる。 担任が長ったらしい話の後に転校生が来ると 言った。 クラスがザワザワしだし扉から入っ言った。 クラスがザワザワしだし扉から入っ てきたのは朝居た変なやつだった。 担任が自 己紹介してといい名前を言った。
「川口 優雅です。短い間よろしくお願いします。 」と小さい声で言 った。 教室は、 物音1つしない静けさになっ た。担任が仲良くしてやってといい川口に新しい席を言った。 私の後ろだった。 色々気にな ったがあまり話してるところを見られたくな いからそのままにしておいた。 通知表をもらい私は、 さっさと帰ることにした。 自転車の鍵を刺し回す。 解除された。 あのうるさい女子たちと一緒にいる気はないので早 く帰る。 途中道が狭くなりあの女子の集団が 道に広がり通れなくなるのが嫌だったから。
美術部に入っているけど幽霊部員になっていていつも自転車置き場で美術部の唯一の同い年の黒河 舞が走ってきた。 めんどくさいの来た一 「今日、 部活行く? 」
「家の用事があるから。」
「いつもそうやって逃げてるよね、あの時も 」うざい
「あなたには分からない。帰るから。さようなら」
自転車を押して帰り道を猛ダッシュで通り過 ぎた。 朝見た向日葵も朝顔も見ずに見えなかったかもしれない。 いつも曲がる信号をとおりすぎてしまい。よく分からないところに来てしまった。 公園が あったこんなところに公園あったんだ。暑すぎて子供一人もいない。 早く終わった小学生 たちは嬉しそうに帰っていく。 たくさんの荷物を持った小学生もいた。 公園は、 真ん中が 広くなっていて滑り台やブランコもあった。 水道の蛇口をひねり水を飲んだ。 少し生暖か く気持ち悪かったがもうどうでもよかった。 一休みしようとベンチを探すとおばあちゃん が座っていた。 腰が曲がっていて秋田犬は舌を垂らして水を欲しがっていた。 お嬢ちゃん、ここに水を入れてくれないかい と言われた。 水を入れて秋田犬のいる方に渡すと犬はしっ ぽを振りながら水を飲んだ。 おばあちゃん は、ありがとねと言って塩分の飴をくれた。 飴を舐めながら家へ帰った。 お父さんもお 母さんも仕事が忙しく帰るのは、 夜遅くにな る。汗が気持ち悪いのでお風呂に入った。
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