それはまるで奴隷のような扱いから始まった

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冷たいトロッとした液体を秘孔に塗り付けられたかと思えば、熱い硬いものが擦り付けられゆっくり埋め込まれてゆき口枷を噛みながら眉間に皺を寄せてしまう。 腰を掴んでゆるゆる動かれ、女性の喘ぎ声をきかされていて自分が女性のような甘い声を上げているような気分になってきた。 「んぅぅううう!!!」 激しく突き上げられ、初めてなのに気持ち良くてたまらない。中を擦られ引きずり出されるような感覚がたまらなくて、動きに合わせて締め付けてゆく。ただ、拓真のソレとはサイズが違う気がするが気の所為だろう。拓真のはもっと大きかった気がするが、実際中に入れられたら感じ方は違うのかもしれない。 しばらく奥を突き上げられていれば淫茎を扱かれ始め、気持ちよすぎて白濁を吐き出してしまい中にも白濁が注がれてゆく。いった余韻にボーッとしていれば口枷が外されて頬に触れられ唇が重ねられる。 だがそのキスは甘い味がして、俺はその唇を噛めば唇は離れてゆき優しく頬を撫でられる。 「だ…れ…?誰?やだっ!拓真っ拓真は!?」 するとヘッドホンが外されて、俺は拓真に手を伸ばそうと鎖をジャラジャラ鳴らすだけになってしまう。 目隠しを外されると茶髪の肩までありそうな髪を束ねた焦げ茶の瞳の優しそうな青年が服を着たまま俺に入れていて、改めてと言わんばかりに頬に優しく触れられて唇が重ねられる。
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