それはまるで奴隷のような扱いから始まった

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「どういうつもりだよ!」 「あ?何が?」 俺は翌日の朝あの男の家へ来て男を玄関先で問い詰めていた。俺はその日に辞表を出してきて、こいつにどういうつもりで会社を調べて会社へ言ったのかを問い詰める。 「あんたがした事で俺がどうこう言われんの心外なんだが」 「ふざけんなよ!?お前のせいで居辛くて辞めてきたんだぞ…!」 どうでもいいと言わんばかりに頭を搔く姿にイラッとしてしまい胸ぐらを掴んでしまい、男が後ろへ視線をやるので見れば近所の人達がこちらを見ていて俺は手を離す。 「警察に突き出されたかった?」 「ちがっ…そういうわけじゃ…」 「じゃあ、やる事わかってるよな?」 隅に避けられ俺は家の中へと入ってゆく。相変わらず汚い家だ…なんて思っていればじっと見つめられていて、何を求められているか分からず見ていれば服を掴んで破られた。 「なっ!?」 「早く全部脱げよ。そんで自分でこれつけろ」 鎖付きの首輪を差し出され、俺は玄関先で服を脱いでゆき生まれた姿になり自分で首輪をつけてゆく。まるで自らこうされるのを望んでいるようで嫌で嫌でたまらない… またインターホンが鳴りビクッとしてしまう。男は奥へと歩いてゆき、少ししてからまたインターホンが鳴り俺は少し開いて見れば大人しそうな清楚系美女が立っていて扉を閉めた。 慌てて下だけでも履いて破れた服は隠して扉を開けて中へと通せば驚いたように口元を指先で隠して俺を見ていたが、ふっと微笑まれ奥へと歩いて行った。
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