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きっかけ
きっかけはちょっとした事だった。
周りから見た私はよく笑う子だった。
小学生4年の時だろうか、なぜか嫌われた
本当に嫌われた
自分ではなぜか分からなかった。
きっと周りからしたら私を嫌うなにかかあるのだろう。私は嫌われやすかった。悪口を言われる対象だった。
特に言われたのがぶりっ子だった。
別にぶりっ子してる訳じゃないんだけどな〜っとその時は軽く思っていたが、小学生5年のときだろうか、 初めて私の心を傷つけた出来事がおこった。
みんなは○○菌だって知ってる?
私に触れたらそれを何回も言われた。
正直心にきた。
それからは、頭からものを落とされたりといじめっぽい事を何回もされた。
それからよく笑うようになった。
なんでだろうね、
辛い時こそ笑いたい
だって笑ってないと自分を保てない
笑えばなんとかなると思った。
嫌われないと思った
ずっと人に合わせてがんばった。
そのおかげでなんとか小学生を卒業できた。
辛かったけどねw
そして、中学1年生への上がった。
中学でも自分を出さずに過ごしてきた。
こっそりと、
ある時友達から聞いた、リストカット…
友達が言った『私の友達がしててさ〜
腕やばいよw』
その時リストカットについて初めて知った
家に帰るとガチャッと
寂しい玄関の開く音が聞こえる
家には誰も居ない
ママは仕事で仕事が終わったら彼氏の家へと遊びに行く。
ママが帰ってくる日は1週間に1回くらいだ、
ご飯も作られていないので自分で作るか買うか
ほとんどは学校のお昼ご飯で済ましていた。
部屋に行き漫画を読んでいてふと頭をよぎった
『リストカット』
どんな感じのんだろ
本当にそれだけだった
今では馬鹿だと思う
この時にしなければって
部屋にあるカッターを手に持って手首へと運んだ。
スッとカッターを引くと…
じわ〜とちが所々出てくるのがわかった、
正直怖かった。
でも、血を見た瞬間『ボー』と何も考えれなかった。
その後何回かやった。
切ると出てくる血、切って少ししてくる痛み
それがなぜか良かった。
温かい
生きてる
今日も頑張った
切った後色んな事を思った
正直私は後悔をしなかった
だって切ったおかげでこんなにも前向きな思考を一瞬だけでもできたから。
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