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強引に連れ込まれた部屋の中・・・ 「予約取ってたの・・・!?」 「俺、仕事出来るからな。」 「めちゃくちゃ仕事出来るじゃん・・・!! じゃなくて、あんたこんなことよくしてるんじゃないでしょうね? 訴えられるかもしれないんだからね?」 私がそう言うと、男の子は少し考え・・・ 「3回目だな。」 「・・・あっそ。」 私が答えると、男の子は面白そうな顔をして笑い・・・ 軽々と私を抱き上げた・・・。 「本当にやめてよ・・・!! こんなことまでしてくれなくていいから!!」 「するだろ。」 そう短く返事をして、私をダブルヘッドに寝かせた・・・。 優しく、寝かせた・・・。 そして、満足そうな顔で笑いながら私を見下ろす・・・。 「暴れるなよ、女の子には優しくしねーといけないからな。」 「こんなことまでしてくれる優しさなんていらない・・・。 こんなことしてくれても、私は恋愛なんてしない・・・。 誰とも結婚なんてしない・・・。」 「俺と結婚しようよ、桃子。」 私の言葉にアッサリとそう返す・・・。 そう、返してくれる・・・。 「悪ガキ・・・。」 「うるせーよ、ババア。」 私を“ババア”と呼んで・・・。 “ババア”と呼んで・・・。 なのに、ベッドに横になる私の顔に顔を下ろしてくる・・・。 盛ってる顔で、顔を下ろしてくる・・・。 “年下の可愛い彼女はどうするんだ、悪ガキ・・・。” そんな言葉をグッと飲み込んで、顔を下ろしてくる悪ガキのオデコに・・・ オデコに・・・ 頭突きをした・・・。
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