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一緒の時間
朝まで2人はしっかりと抱き合ったままだった、夏生が先に目覚め胸に顔を埋めて寝ている七海の顔を上げて鼻先を噛んだ。
「痛いよ」七海も夏生の鼻を噛む、起き上がって夏生の腹の上にどかりと座って上から夏生を見た!
2人の胸には昨日の花びらが赤く色づいて咲き誇っていた!
七海は夏生から降りて洗面所で顔を洗ってキッチンで朝食の用意に取り掛かった。
コーヒーとバタートースト、スクランブルエッグに生ハムサラダ!
「朝ごはん食べよう早くパンツ履いて顔洗ってこい」
「嫌だ今日はこのままいる」
「大事なお前の息子が火傷したら承知しないからな、それは今や俺のものなんだから」
夏生と七海は二人で朝食の用意をした、テーブルに並べて向かい合って座るといきなり七海が夏生の胸の紅い刻印を数え出した。
全部で14だった、夏生が付けたのは12。
「やっぱり俺の方が多かった。俺の愛がお前より多いって事だな!」
「お前な!ゆうべ俺は一体何回お前の中に俺の大事な精を出したと思ってんだ、あれも数えろ」
「いつかこんな朝が毎日続くといいな!」
「俺も毎日一緒に過ごしたい!」
夏生はソファーに座った、七海は横に来て夏生の膝に頭を乗せた!
夏生は七海の髪を撫でながら言った。
「これからいろんな写真とか昔の写真が出てくるだろう、ネットでもいろんなこと言う奴が出てくる、だけどそんなの絶対信じるな!
なんか見たり聞いたりしたら、お互いすぐ電話で直接話そうな!一人であらぬ想像して悩まないって約束して」
「わかった夏生」
「七海は大学時代彼女は居なかったの?」
「友達は沢山いたけど、どの子とも本気になった事はなかった、お前が初めて好きになった人だよ男が好きってわけじゃなくて好きな人が男だったって事だけど、夏生こそアイドルだったんだから、好きな子とか付き合ってた子とか居たんじゃないの?」
「俺は写真はいっはい撮られてる、アイドルの女の子と頬寄せたり手を繋いだり思わせぶりな写真も多分いっぱい出てくると思うけど全部やらせ写真だから七海は絶対気にするなよな!あの頃まだ20だぞ経験そんなのないよ、お前が初めて本気になった相手だよ」
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