記憶の旅

第13話不思議な夢？

私は、そのあと、心愛様のお城に泊めてもらった。
そこで、私は、疲れていたのか、すぐ寝れた。
「ふわぁぁ。ここどこでしょうか。」と起きると、私は、棺の中にいた。
「変な夢ですね。よいしょっと。」と私は、棺の中から出た。他にも、棺は、4個あった。私を入れて、5個。中に人が入っている。近くの棺を見てみると、女の子が入っていた。黒い髪をひとつに結んでいる。15歳くらいだろうか。同い年に見える。と覗いていると、棺に無理やり引き込まれた。ただ、その子は、動いていない。しかも、この子に魔力鑑定したのだが、魔力が一つもない事が分かった。
「え、ちょ！待って」と私は、引きずりこまれた。
「ん。ふわぁぁ。変な夢だなぁ。心愛様に聞いてみようかな。って、ええええ！！！」と今、気づいたが、この部屋みたことない。しかも自分の声が変わっている。
「も、もしかして、私、里奈さんになったの？！って、里奈さんって誰だろ。しかも口調が違う。・・・あ」と頭に里奈さんの記憶が流れて来た。里奈。その人は、さっきの黒い髪をひとつに結んでいる少女。
「・・・え、マジで？というか、マジって何？」