柚葉のおはなし

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 ただ、「なんか出そう」という感覚があって、「あ、うん、あ、だめ、おしっこでちゃう」みたいな感覚もあって、でも、気持ちいいっていう感覚もあって、でも、「イク」のとは違くて、  柚葉は初めて「潮吹き」をしたときのことを思い出した。  あのときは、ベッドが大変だったな。  へへ。  あ、  あん。  くちゅ、くちゅ、くちゅ。  おまんこ、ひろがってる。  膣口が緩んでいて、クリトリスが勃起しているのがわかる。  すごく、濡れている。  柚葉はもう、しっかりとトランスしていた。  ――――――  お風呂から上がり、ドライヤーで髪を乾かす。  裸の自分を鏡で見ながら、  おっぱいかわいいなと自分で思った。  大きすぎず、ちっこくもない。  張りがあって、形もいい。  乳輪も大きくなく、桃色。  乳首はちょっと大きいかもしれないけど柚葉は気に入っている。  勃起すると7ミリくらいになる。  指の腹でコリコリするのも好きだし、  舐められるのも、好き♡  さっきの、「快感」の余韻に浸った。  ―――――  2回、イッた。  一回目は、ぐちゅぐちゅ中をいじったあとにクリトリスを刺激していてイッて、  二回目は浴室の床でねっころなりながらシャワーを股間にあてていてイッた。  気持ちよかった。  潮吹きはしなかったけど、途中、おしっこもした。  ぴくぴく。じゅわーと暖かな液体が太ももとお尻で感じた。  緩んだ性器で漏らすおしっこ。  そのすべてをスマホに録音していた。  あとで、編集する。  柚葉は、真面目なので、クオリティにこだわる。  クオリティにこだわった末に、  オナニー配信になぜだか音楽の機材を使うようになった。  動画編集用のアプリもパソコンソフトも持っている。  わざわざネットでオーディオインターフェイスを注文し、  作曲するためのソフトまで手にした。
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