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1-1.
§ 第一章 §
秋の朝の緩やかな日差しが
ショウウィンドウを通して降り注いでいた。
中から空は見えないが、
今日も雲一つない秋晴れだろう。
山路茜はショウルーム内の階段を
1階から2階へと昇り、
バックヤードに向かった。
ドアを開けると
制服姿のスタッフ達がノートなどを手に
朝のミーティングが始まるのを待っていた。
「では今日の全体ミーティングを始めますよ」
ショウルーム所長の岩崎優一が声をかけると
スタッフ達は、白髪で眼鏡をかけた
柔らかい雰囲気の岩崎所長を囲んで席についた。
⭐︎筆者より⭐︎
連載スタート日からの
スター、本棚、ビュー、
ありがとうございます。
膨大な小説の中から見つけて下さり
感謝感激でございます。
週末に更新の予定です。
よろしくお願い申し上げます。
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