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慣れないよ〜!
「よっ、おはよっ、七美!」
「おはよう!七美ちゃん!」
「おはよう。秋山さん。」
「あれ!?どうして、こんな私がこんなイケメン3人にかこめれてるの!?」
「そんなに驚くなよ。七海」
「そうだよ〜!驚くことないよ〜!僕たちはご近所さんだよ〜!早く慣れてよ〜!」
「そうだった。まぁそうなんだけどさ…」
そう言って、周りを見る。学校に登校している他の女子たちの視線が、とてつもなく冷たい。
「毎朝、毎朝、騒がないでくれる?俺たちが、来ただけで。まっ、そんな、騒いでる、七美も可愛いけどね…」
「っ!からかわいないでよねっ!!」
もうっ、なんなのあの人たち!あぁ〜、越してくる前の平和な時間に戻りたい!
こんな慌ただしい生活がはじまったのは、ゴールデン・ウィークからだった。
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