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新年度が始まって、5月の連休が過ぎた頃
緊急職員会議が開かれた。
我が校には特別支援学級というクラスが存在するが、そこを担当している先生が病気休暇を取られるということだった。
特別支援学級とは、特別な支援を必要とする子どもたちのクラスで、年齢も発達段階も様々な児童が在籍している。障がいに対する知識はもちろん、個々に合わせた教育プログラムも必要となってくるので、代わりの人がなかなか見つからないということを耳にしたこともあるくらいだ。
代わりの先生は見つかるのだろうか…ということを思いながら聞いていると、どうやら奇跡的に見つかったらしい。
来週から出勤されるということを告げられ、緊急職員会議はお開きとなった。
残りの仕事を片付け、定時から約1時間後に退勤した。
明日の休みは何をしようかなと思いながら、帰路に着いた。
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