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マイカ的には何故そうなるんだと思った。本当は戦いたくないのに何故戦うんだろうと。
「戦いたくなかったら何故戦うんですか?」
「街を守らなきゃいけないからさ。WNI大阪の皆もそう言っている、だからだから、戦わざるを得ないんだ」
「でも、災害を起こしているのはチイチイさんでしょ…はっ!」
マイカは何か閃いた。
「どうしたんだい?」と刹那。
「でしたらチイチイさんの暴走を止めれば良いんです!」
マイカは力強く言った。
「しかしチイチイの暴走はあのミールさんですら、そしてメイド隊員の皆ですら止められないんだ…だから間接的な原因であるアレンをどうにか…!」
その時マイカはギュッと刹那の手を握る。
そして言う。
「私も戦います!だからだからっ一緒にチイチイさんの暴走を止めましょう!」
その可憐な華奢な容姿とは裏腹に頼もしく放つマイカ。
今の彼女ならチイチイの暴走を止められるのかも知れない。
しかし彼女の闘志が懸命なのが気になった刹那は彼女に聞いた。
「君は何故そこまで一生懸命なんだ…?」
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