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寮生活が始まり
季節は巡り
冬が来ても
相変わらず
親からの仕送りが乏しく
おまけに電気代が上がるけれども
貧しさにも負けず
この寒さにも負けず
コロナウィルスにもインフルエンザにも負けぬ
免疫のある体を持ち
贅沢を敵と見做し
地球温暖化対策も兼ね
節電するとなれば
土鍋でご飯を炊くことを思いつき
やり方を調べてやってみれば
25分で済み
炊飯器で炊くより時間も金もかからず
経済的でご飯がおいしい
晩酌の時もアルコールの力でぽっかぽっか
あったかく暖房いらず
経済的でアルコールの力でよく眠れ
読書の時も布団の中に潜ってすれば
体が暖かく
頭だけ冷えて冴えて
都合が良く暖房いらず
経済的で読書量が増える
これら皆節制の賜物だけれども
布団の中でまどろむことも多くなる
それから覚めれば
生理現象で勃起していることに気づき
つい手がそこへいってしまい
やりたくなり
彼女を呼ぶ
寒がって嫌がるなら
その時だけ暖房をつけてやり
ちょめちょめする
夏になって暑がれば
その時だけ冷房をつけてやり
ちょめちょめする
春と秋に何にも文句を垂れなければ
そのままちょめちょめする
そういう学生に私はなりたい
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