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誰もいないはずなのに
これは本当にあった出来事です。
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私こと、A子は病気を患っている父と母に兄と弟の5人家族だ
父は施設に、母は仕事に、兄や弟も仕事へ行っている
今日、私はたまたま家に一人っきりという状態になってしまった
特にすることもないので、一人でゆっくりテレビを見ることにした。
しばらくテレビを見ていると誰もいないはずの2階から物音が聞こえた。最初は荷物が落ちたのかとでも思ったが、また数分後
ガタッ
と物音がした
(誰かいるのか!?)そう思い、慎重に誰もいないはずの2階へ向かった
(お父さんは施設だし、そもそも上にいけないか…お母さんも仕事に行くの見送ったし、兄ちゃんも弟も仕事に朝早く出たと聞いている…じゃあ、誰…?)
そう思うと怖く、物音がした部屋の扉をこっそりと開く。
そこにいたのは長い黒髪の女だった
「っ……!?!?」
恐怖が体を駆け回り、急いで下へ降り、外へ出る
家へ戻るのが怖かったのだ
我が家に長い黒髪の女なんていない
(なら、あれは…?)そう思うと身震いがした
幸いにも玄関に財布を置いといてあったため財布を取り、鍵を閉めた。
近所にある飲食店で時間を潰すことにした
母hが帰ってくる時間になると、あの髪の長い女らしき者の話をし、霊媒師に後日見てもらうことになった
その霊媒師の方曰く
「霊界との入り口と繋がっているから霊が出るようになってしまっている」とのことだった
お祓いをしてもらい、それから度々あった不自然な物音やラップ音などは無くなった
ちなみに霊が見えてしまった原因は我が家は霊感が強いのと散らかっている事もあったらしい。
水回りや部屋を綺麗にしないと霊が寄ってくるらしいので気をつけるよう言われた。
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いかがでした?これは前に聞いた親族の話でした。今でも霊感が強いらしく度々何かを感じるらしいです。
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