1月14日

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1月14日

こんにちは。 いつも読んでくださりありがとうございます。 スター、スタンプ、コメントもありがとうございます。 10日は、娘と一緒に父が入院している病院へ行く予定でした。 母と兄と4人で、父とリモート面会ができることになっていました。 でもその前に、父は旅立ってしまいました。 入院してから12日。 あっという間でした。 父は、とても穏やかな顔をしていました。 まるで、ちょっと昼寝をしているかのように。 呼んだら目を覚ましそうな気がしました。 亡くなる1時間ほど前、父は看護師さんと普通に会話をしていたそうです。 翌日、私たちが会いに来ることも知っていました。 もう少し。 あともう少しだけ、待っていてくれたらよかったのに。 ベッドの上の父を見て、 「お父さんらしいね」 と、兄が言いました。 「転院して手術して、施設に入って。これから僕たちに迷惑をかけたら申し訳ないと思って、そうなる前に、急いで逝っちゃったんじゃないかな」 面会で皆の顔を見たら、旅立つ決心が鈍るとでも思ったのでしょうか。 子どもに甘えず、頑固で我慢強い人でした。 そして、とてもとても優しい人でした。 父がいなくなって、自分がどれほど父のことが好きだったのかを知りました。 もっとたくさん話したかったし、また一緒に旅行にも行きたかった。 もう会えないと思うと、悲しくて悲しくて仕方がありません。 母は、父が亡くなったことをすぐに忘れてしまうため、聞くたびに大きな衝撃を受けてかわいそうです。 母「良い旦那さんで、良いお父さんだったねえ」 本当に。そして、孫のことを大事にしてくれる、良いおじいちゃんでもありました。 昨日、葬儀が終わり、実家に遺影を飾りました。 娘が撮った父は、にこやかで優しい表情をしています。 母はこれを見るたびに、父が亡くなったことを知り、また思い出して、悲しくなるのかも知れません。 「もうすぐそっちに行くからね」 母が遺影に語りかけていました。 でも父はきっと、母が長生きできるよう、温かく見守り続けてくれると思います。
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