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兄「また警察にかけちゃったんだね( ; -᷄ ω-᷅)。ホントに申し訳ないよね。困ったなあ…」
重々しい声を出してから、兄は、午前中に父が入院している病院から電話があったと言いました。
父は、今日から少しずつ食事を摂る練習を開始したそうです。良かった✨
ただ、今の病院にはこのまま入院し続けられないため、転院する必要があること。
そこを退院できても、これまでのように認知症の母とふたりで生活するのは難しいこと。
施設を考えているのなら、介護認定がおりてからが良いが、申請してから1ヶ月以上はかかること。
などの説明があったそうです。
病院の先生がケアマネージャーさんと連絡を取ってくれて、これから少しずつ動きがあるようです。
兄「施設には、両親が一緒に入れるようにしたいですと言っておいたけどね。
それが可能かどうかまだ分からんし、今いちばんの問題は、お父さんの介護認定がおりるまで、お母さんをどうするかだよね」
私「ショートステイとか?」
兄「うん。でもあのお母さんが、素直に行ってくれるとは思えんからね。
前にデイサービスに連れて行こうとした時も、ケアマネージャーさんが困り果てて、僕に電話をかけてきたからね。だからと言って、騙して連れて行くのも罪悪感があるし」
私「そうだよね。だけどまた、警察に電話したら申し訳ないしね……。
行ったら行ったで、話し相手がいて楽しいかも知れないんだけどね」
兄「ひとりきりの寂しさも無いだろうしね。でもなんか、気が重いなあ」
兄はそれから、会社の上司に相談し、実家の様子を見に行ってくれたようです(;´д`)。
母が兄の言うことを素直に聞き入れてくれると助かるのですが……なかなか難しいかも知れません。
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