沖縄県の豪華客船に乗ったら、沈没して溺死しかけた話

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沖縄県の豪華客船に乗ったら、沈没して溺死しかけた話

 旅行で沖縄県に来ると、話は豪華客船に乗ることになった。 港へ歩を進めると同時に、見上げるほどの大きな船が目に入る。  人生で始めて豪華客船に乗るため、ワクワクしながら船内に足を運んだ。  船が出発してから数分経つと、そこにはきれいな景色が見えている。 地元の海とは違い、海水の色が美しかった。  だが、ここで一発の大きな音が響いた。  なんだろうと思いながらも、船内を見渡すと岩盤に乗り上げ、船は沈没してしまうとのこと。  命の危険を感じ、すぐさま救命ボートを目指した。 傾く船の中で、うまく身動きがとれない。  しかし、救命ボートは全て使われていて、もう1つも残っていないと判明した。  残った人々の中には、自ら海へ飛び込む者もいる。 そんな光景を、ただ単に見つめていた。  すると、船は一気に傾き、ほとんどの人が海へ投げ出されてしまった。 そして、私もその1人だった。  海に沈んだ雫石(しずくいし) ひす()は、なんとか海面に出ようとするが、全く泳げる気配はない。  沈んでから1分くらい経ったころ、なんとか海面を目指したが、それは不可能だった。  ――今までありがとう、みんな。 そして、エブリスタのみなさま――  死を覚悟し、目をつむったその時……!!  ……というところで、起床しました。  2023年1月1日、みなさま あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。
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