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「行くぞ僕たちごまドレッシング隊!」
息子の優人がそう大きな声で言うと、小学校の教室には拍手がこだました。
ーーーーその数日前ーーーー
優人は家に帰ってくると、突然僕にこういった。
「パパ僕来週学芸会をやることになったんだけど発表する内容を僕が決めないといけないんだって」
「そっか学芸会か・・・」そういや僕も小学校の頃やってたなぁ懐かしい・・・と回想していると、優人が続けて「パパどうしたらいいのー」と泣きついてきた。
「うーん、どうしようか・・・」と言いながら考えていたとき、妻の里美がふとごまドレッシングを冷蔵庫から取り出した。
そのとき僕は思いついた。「ごまドレッシングで何かできないかな?」と優人に言ってみた。
優人は「パパ何言ってるの、そんなのできるわけないよー、だってただのドレッシングだよ?」と言った。
「いや、ごまドレッシングって日常にあって何気ないもので必要ないと思われがちだけどサラダにかけるとサラダが更においしくなって外せないものだなと思うんだよな。」と僕は言った。優人は、「ふーんそれはそうだけどじゃあどうやって学芸会で発表する内容をごまドレッシングにするわけ?」と僕に聞いた。
続く。(作成途中です)
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