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「俺のことが好きなんだろう?」
そう、本郷課長は言うと、サトルをベッドに突き飛ばした。
サトルは、本郷課長の家のクイーンサイズのベッドに、横たわる形になってしまった。
「ぼ、僕は……」
サトルは、言葉にならなかった。
本郷課長のことは、ずっと好きだった。
しかし、いきなり、こんな関係になるなどとは思わなかった。
本郷課長は、サトルの戸惑いに構わず、のしかかって来た。
そして、いつも掛けている銀縁のメガネを外し、スーツを脱ぐと、ストライプのシャツ姿になって、ネクタイをグイっと緩めた。
「これから、天国を見せてやる」
本郷課長は、そうサトルの耳元で囁くと、サトルのスラックスのベルトに手をかけた。
「ま、待ってください!」
「黙ってろ!」
いつもの冷静で、穏やかな本郷課長ではない。
本郷課長の手が、サトルの下着へ入って来た。
「っ……!」
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