新年から地震って。

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そういえば、原作改変で作者から逆に大絶賛されたのもありましてね。 『砂の器』っていうんだけど。 つーか、令和の子供達よ。これは見とけ。マジで見とけ。令和じゃなくても見てないやつはマジで見とけ。 時代錯誤感はあるけど、マジで泣けるから。 音楽、演技、映像美、脚本、演出。全部いいから。 特にラスト。 テーマ曲の『宿命』をバックに、英良の過去がバーっと流れるんだけど、号泣するから。 自分の忌まわしい過去を捨てたくて、そのために実の父との絆を断ち切って、ただ育てた子供に会いたくて、会いにきた育ての親を殺して、そうまでして自分の栄光を守ろうとして。 けれどその栄光は、血を吐くような過去があったから掴めたもの。 名曲『宿命』は、忌まわしい血を吐くような、捨てたくて仕方なかった過去があったから生まれた。 っていうのが、原作にはないエピソードでバーっと流れるのよ。 あと、加藤嘉の演技がな。神がかっとる。丹波哲郎も神がかっとる。 とにかく見とけ。見たら、今度は予告とダイジェストだけで泣けるようになる。 それと、『み』って打ったら、予測変換で『水木』って出てくるようになったし、なんなら、『父』って打ったら、『父水』って出てくるようになったの、どうにかならんか?← Xとpixivで漁りすぎたわ。
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