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8/30 (私なりに)超短編を3つ書いた
前回のとこで超短編を書きたいと言いましたが、有言実行ということで超短編を3連続で書いてみました。
「名もなきヒーラー」
「故郷へ」
「彼女の引力が僕を導く」
運良く3つとも妄想コンテストに載せることができました。
あれ……応募したんだっけ……。
軽く振り返り。
■名もなきヒーラー
あまり慣れてないファンタジーを舞台に、何かの映画の予告編みたいなのを書いてみようと思いました。
なので、壮大感のあるのを書こうとして、名もなき最強剣士を想定してたのですが
戦乱の世をただ自分が信じぬものだけを切る剣士のストーリーは、
私自身の頭の中でまとまっていないのもあり、
断片すぎて、
2000字以内にはできず、路線変更で今回のお話となりました。
その剣士たちが暴れた後始末側の部隊にスポットライトが変わり、こうなりました。
結果として、舞台だけファンタジーが残りましたw
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■故郷へ
こちらは舞台を近代日本となりました。
前に書いた「神様のいじわる」のリメイクです(原型をほとんど留めていないですが)。
リメイク前はただ絶望の終わりだったのですが
今回は救いのあるものにしようとして書きました。
下手に語らせまくると押したががましくなるので
短くすっきりでよかったかなと思います。
夏の描写をどこまで書くのがいいのか悩み、あまり書くとわざとっぽいというのがわかりました。
BGMは井上陽水「少年時代」をイメージして作りましたw
あの歌は凄いですね。歌詞は少ないのに、ものすごく頭の中で夏の記憶が回転させられます。私もそうなりたいです。
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■彼女の引力が僕を導く
前の2つは私があまり書かない方向だったのですが
こちらは私的に王道で、超短編で得た経験を自分っぽい話に載せたらどうなる?というものになります。
話のきっかけは小室哲哉「GRAVITY OF LOVE」です。TKファンでも存在を忘れてそうなややマイナーなシングルです。
たまたまSpotifyでこの曲を聴いたときにフッとストーリーが思いつきました。
歌詞の世界とストーリーは全くリンクしていませんが、「引力」という言葉は通じるものがあります。
ここ2作は80年代の音楽ですね。(どちらもリアルタイムな頃は聴いていないのですが)どこか懐かしい感じが個人的にはします。
高木アイコさんから「なぜかマッキーの『もう恋なんてしない』を思い出しました 」なんてコメントをいただきましたが
……言われてみると世界観はこっちのほうが近いかもしれませんw
超短編を書いてみるのは勉強になったので
1000字以下は書けなかったですが
シンプルに書くことは学ぶことができました。
ここ最近は自分の中の「課題」「条件」をもって書いてるのですが
今回は
「短く簡潔に、でも描写不足にならない」
を目指して3作を書きました。
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