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「グスタンディヌスよ、お前わざわざカブト虫を見せにここまで…。なんと、なんと、よくぞ捕まえた。しかもオスではないか。格好良いな。さすが伝説の生き物。魔界においてカブト虫は都市伝説であったからな」
「喜んでいただき光栄です」
「せっかくだからこのカブト虫、二人で育てようではないか。一匹では可哀想だからつがいにしてあげよう。友達もいた方が喜ぶであろう。こうしてはおれん。カブト虫を探しに行くぞ」
二人は森の方へ元気に駆けていった。
こうして悪の大魔王ザバジは今日も一日スローライフを楽しんでいるのであった。
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