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ドデカいキャリーバッグを下ろしてもらい
これまで、あたしの執事をしてくれていた、
七村さんは
「お嬢様、検査機まで」
そう言ったから
「大丈夫!、これからはあたしの少女漫画の幕開けなんだから!」
そう言うと、笑顔で右手で左胸に手を置いて
軽くお辞儀をする、
「かしこまりました、」そう言って、あたしが
空港の中に入ろうとすると
「いやな事があればいつでも帰ってきて、大丈夫ですよ!」
あたしは前を向いたまま手を挙げた、
まるで"ANEPECEのシーンみたいに、
そして入っていって…
あたしは、ついに…ついに…今日から都会っ子
飛行機2時間程で都会っ子…です。
あたしは手続きを全て終わらせて、引っかからなかったから、
プライベートジェットはあるけど、
あたしは、今日から普通の人として暮らす、
そして、チケットに書いてある席に座り、隣におじさんが来て、
お辞儀をすると、ずっとあたしを見ている、
(気持ち悪い!)
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