One Life〜あたし都会っ子になる!

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あたしがそう思っていると、 おじさんは、あたしに手を伸ばしてきた、 すると、胸に手をかけた (これが…世で言う置換!) 「可愛いねぇ」あたしは窓際の席だから 席を立つことも出来ない、 すると「ちょっと〜何しよんおっさん!」 見ると髪の毛水色で、徳島人って感じじゃない、あたしと同い年くらいの女の子が、 そう言い放った 「はぁ?なんもしてないし、」 「言い逃れるつもり?オマハンも、怯えとらんと、大声とか出すとかせなんだら、都会でやられっぱなしでぇほれでもいいん?」 すごく怖くて、体を震わすことしか出来ない、 「あっ!なぁ客室乗務員さん、この人置換するけん、あたしんとこに、この女の子座らせてもいい?」 「申し訳ございません、貴方様のお席は」 水色の髪の毛の女の子はチケットを見せる、 「少々、お待ちください、」 そう言って、「おっさん退いて!」
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